一度は離職したものの、また働きたいと思っている方はいませんか?
もしも、あなたが過去に介護職で働いていた場合には復職支援サービスを利用することができます。
復職支援サービスとは、以前、介護職で働いていた方が再就職する際に必要になるお金を、「再就職準備金」という名目で、国が貸付を行うと言った支援内容です。
再就職をする際には、何かとお金が必要になるものですよね。
そんな時にこのサービスを使えば、もっとスムーズに再就職できるのではないでしょうか?
では、どんな人がこのサービスを利用できるのか、対象となる方の紹介を行います。
このサービスの主な対象者は、介護福祉士の資格を所持している人で、実務者研修施設で実務者研修を修了している方、実務経験が1年以上(介護職員など)ある方です。
これだけではなく、介護職員初任者研修を修了している方で、介護職員等として再就職するまでに「再就職準備金利用計画書」を提出した方でなければ、このサービスを利用する事はできません。
「再就職準備金利用計画書」の提出は、福祉人材センター(各都道府県)に提出する必要があります。
以上で紹介した事を全て満たしていなければ、このサービスは利用できませんので注意して下さいね。
この復職支援サービスの貸付額の上限は20万円ですが、一部の地域では40万円が上限になっています。
色々と条件の厳しい復職支援サービスですが、いずれの場合も無利子なので、就職準備金としてはとても助かります。
しかし、このサービスを利用するには対象者であっても連帯保証人が必要です。
利用したい場合には、周りの方に相談したうえで利用しましょう。